近年のドッグフードはナチュラルフード志向で手作り食や生肉もピックアップされる事が多いですよね。実はうちの2匹のトイプードルも生肉生活6年目になっています。生肉は危ない!寄生虫が!尿管結石が!というリスクもあり賛否両論ですが、生肉生活を続けてきた感想をまとめておこうと思います。
そもそもなぜ馬肉を与えているのか?
ナチュラルフードが注目されているといっても、ドライフードで人間が食べるものを適当に与えていても健康で長生きしている子も沢山いますし、わざわざ生肉や手作り食をあげている人は一部だと思います。
で、うちが馬肉生肉をあげているのは、ブリーダーさんが馬肉を与えていて、そのまま続けているだけですw 犬の生肉食なら栄養的にも馬肉が一番バランスが良いというのもあります。
なぜ馬肉生食を続けているのか?
ドライフードの臭いやベタつきが嫌いなのと、ウンチも臭くなく、生肉でも今のところ大きな問題も発生せず、何より毛艶が良いからです。
もちろん、ドライフードでもナチュラルフードはベタつきも臭いもないのですが、うちのトイプー2匹はドライフードをあげると何故か下痢と嘔吐する事が多いので辞めました。
ドライフードも有名なメーカーを選ぶのですが、大体2匹同時に体調を崩すんですよね。同時なのでアレルギーではないと思うのですが。
馬肉生活のデメリット
歯が汚れやすい
以前飼っていたトイプーはドライフードだったのですが、生肉にしてから思うのは歯が汚れやすい!硬いドライフードと比べ生肉は歯が汚れやすい気がします。生肉や手作りフードの人は歯磨きにプラスしてケアを考えた方が良いかもしれません。
うちの2匹は1匹は硬いおもちゃが大好きでガリガリ噛むので問題ないのですが、もう1匹が硬いおもちゃが嫌いで全然噛まないので歯が汚いです。
内蔵に負担がかかる
生肉に含まれる成分で、腎臓や膵臓、肝臓の機能はフル回転し負担がかかっている可能性があります。
毎年フィラリアの薬をもらう時に血液検査をしているのですが、2匹とも肝臓の数値が少し高くなっています。なので、老犬になったら生肉は辞めるかもしれません。添加物も肝臓に負担を与えるのでおやつをよく食べている子も肝臓の数値は上がります。
ドライフードを食べなくなる
食べなくなるとは限りませんが食べなくなる可能性があります。ドラフードを食べなくなるとペットホテルを利用する人や万が一の災害時に犬が何も食べてくれないという危険があります。
生肉だけだと栄養が偏る
生肉中心の生活をする場合は、生肉以外にも野菜を混ぜたりしてバランスをとる必要があります。
馬肉生肉とドライフードどっちが良いのか?
結局、どっちが良いのかという事になるのですが、どちらが良いのかは正直分かりません。悪い部分ばかりを考えると行き着く先は手作り食だと思いますが、個人的な考えとしては偏らず色々食べさせるのが良いと思っているので、ドライと生肉の併用が安定かなと思います。
でも、うちは併用しようと試みたのですが生肉生活が長いためか分からないのですが、ドライを食べると体調崩すので併用できていません。人間の食材を使って調理したものを食べさせても問題ないんですが、原因は不明です。
とりあえずは今後も生肉を続けていく予定です。生肉に興味があってドライから変えてみようと考えている方は、最初は茹でたりして熱を通さないと下痢になる事が多いのでご注意を。
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